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Quelle: Spotify
憧れていた女の子を
目の前で無くした夜
顔が引きつったままだった
割と暑い夏の夜だった
それからは見ての通りで
ずっと他人の影に怯えて
ほらよく見ろよ 人はいつだって
平気であんな事をするんだ
選択の余地が無いってのは
実はとても幸せな事かも
アダム以外に人が居ないから
イヴは疑いようもなかった
きっともっと素敵な人が居て
もっと素晴らしい人生の筈で
でも見付からないから仕方が無い
じゃあ見つかった時はどうすんの
臆病過ぎて 触れなかった
光に立ち眩み 座り込んで
いつか いつかって震えながら
その日はまだ訪れぬ
自分の名前が嫌いだって
あなたがそんな事言うから
僕は一度も呼びやしなかった
ねえどんな気分でしたか
あなたに拒絶されるのがただ怖くて
犬のように必死で纏わる
それを優しさだと思ってた
何処で何を間違えたの
昨日噂で聞いたよ
いつも楽しそうな顔していた
皆から愛されるあの人の
腕が傷だらけだったと
あぁもう見えるものしか信じないよ
それ以外など無いも同じだ
そうすりゃきっと世界は美しい
なのに何でそんな事言うのさ
優しい言葉 細く長い手
やっと忘れたと思ったのに
息も絶え絶え 走り続けて
それでも逃げられないの
誰のことも信じられないと
あなたがそんな事言うから
僕は一度も責めやしなかった
ねえ気分は楽でしたか
自分の弱さをいつの間にすり替えて
鍵をかけては閉じ籠もって
それで何か守った気がしてた
どこで道を誤ったの
馬鹿げた人間関係
自意識過剰 代償行為
本当の望みは何処
「あの日に戻れたら」なんて
もう戻りたくもない 戻る気など無い
もう二度とあんな日は
何もかもが 遠く思えて
側にあったものまで見過ごしてた
無くす事が怖かっただけ
違うだろ
傷付けられるのが怖かったの
私には何も無いからって
あなたがそんな事言うから
ついに一度も満たされなかった
僕は存在してましたか
今更何を言ったって遅いから
もう思い出すのも止めにするよ
ああ絞め殺したいほど憎くて
きっと好きだった
さよなら
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